辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「どうって……肉の臭みを消したり、香りを加えたり。スープにも使うし、サラダにかけるのもあり。少し甘い香りがいいのよね」
「なるほど……」
 世界は広いから、探せば似たような料理はどこかにあるかもしれない。でも、魔族領では、これだけ香辛料があっても、「カレー」としての使い方はしていないようだ。
「どうしたの? 気になる?」
「うん。エル、これほちい! ほちい!」
 エルが指さしたのは、香辛料の並んでいる棚。
 ネーネの商品を見ると噛んでしまうのはもう諦めた。だって、こちらの世界ではまず手に入らないだろうと思っていた食材が次から次へと出てくるのだ。
「ロドリゴ様、エル様が香辛料欲しいって」
「おー、好きなだけ買え。ここで買う分には、辺境伯領まで持ってきてもらうより安いからな!」
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