辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 脚力も人間のものとはまるで違うし、着地した時足にかかるであろう勢いを殺せているのもすごい。
「メルリノ、お前はもうちょい下がれ! ハロン援護頼む!」
「まーかーせーてー!」
「まずそうなら、防護壁張りますからねっ!」
 さすがというか、三兄弟の連携には乱れはなかった。ラースが突っ込み、魔物の身体に剣を突き立てる。ハロンは後方から、魔術で援護。
 ラースに向けられる魔物の攻撃は、メルリノの防護壁によって大半が弾かれる。
「ラース様、次、私に合わせて」
「おう!」
 そこにネーネが合流しても、連携が乱れることはなかった。ネーネが飛び込んだかと思うと、再び魔物をひっくり返す。
 ラースはその一瞬で魔物の弱点をあっさり見きったようだった。エルの目にはまったく見えない速度で剣が振りぬかれる。
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