辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
引き取ってくれたのは商家で、将来は養父母の店をもっと大きくしたい。その夢をくれたのはロドリゴなのだと目をきらきらとさせて語ってくれた。
「……エルと一緒ね?」
「うん。俺達、エル様と一緒。辺境伯様のおかげで、今は幸せなんだ」
ようやくラースから手を離し、エルは微笑んだ。右手を差し出す。
「よろしくね、リク」
「それで、妹がエル様と一緒に遊びたいって。エル様、嫌じゃないか?」
「ラスにぃに、メルにぃに、行ってきてもいい?」
辺境伯領で暮らすようになってから、エルは常に大人に囲まれていた。
王都に友達になった女の子はいるが、顔は知られていても、ここではまだ友達と呼べるほどの存在はいない。
「悪かったな、リク。エルを頼むぞ」
「はい、若様!」
「……エルと一緒ね?」
「うん。俺達、エル様と一緒。辺境伯様のおかげで、今は幸せなんだ」
ようやくラースから手を離し、エルは微笑んだ。右手を差し出す。
「よろしくね、リク」
「それで、妹がエル様と一緒に遊びたいって。エル様、嫌じゃないか?」
「ラスにぃに、メルにぃに、行ってきてもいい?」
辺境伯領で暮らすようになってから、エルは常に大人に囲まれていた。
王都に友達になった女の子はいるが、顔は知られていても、ここではまだ友達と呼べるほどの存在はいない。
「悪かったな、リク。エルを頼むぞ」
「はい、若様!」