辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
これは、つい先日レシピを完成させたばかりのもの。騎士達の中には甘いものを好む人も多いから、気に入ってくれるといいなと思う。
夕方、薄暗くなり始めた頃合いになると、庭に辺境伯家の屋敷で暮らしている人全員が集合になった。
「じゃー、王都に戻るやつらは、送別会は改めてやるからな! 王都から来たやつらは歓迎するぞ! とりあえず食え、そして飲め!」
食え、そして飲めと言ったわりに、ロドリゴの手にあるのはお茶の入ったカップである。普段は酒を好んで飲むのだが、今日は彼には飲めない理由があった。
「なんで、よりによって俺が当番の日にバーベキューにするかなー!」
辺境伯家では、夜間も警戒のために一部の騎士が不寝番にあたることになっている。
夕方、薄暗くなり始めた頃合いになると、庭に辺境伯家の屋敷で暮らしている人全員が集合になった。
「じゃー、王都に戻るやつらは、送別会は改めてやるからな! 王都から来たやつらは歓迎するぞ! とりあえず食え、そして飲め!」
食え、そして飲めと言ったわりに、ロドリゴの手にあるのはお茶の入ったカップである。普段は酒を好んで飲むのだが、今日は彼には飲めない理由があった。
「なんで、よりによって俺が当番の日にバーベキューにするかなー!」
辺境伯家では、夜間も警戒のために一部の騎士が不寝番にあたることになっている。