素直になれない少女は学園トップと恋をする
考えながらも家の前で待っていると七菜が来た。


「おっはー。きょうもいいてんきだねー。」


「おはよう。」


「今日はどこに行く。いつものやる?」


「うん、そうしよう。」


いつものとは、私たちは行く場所をその日に決める。

だけど、いつもすぐには決まらなくて結局は家の周りを散歩してしまうだけになるので

私たちは、ある方法で決めている。

県内のマップを開き私か七菜のどちらかが目をつぶり指をマップの上に置く。

そして、指を置いたところが町中だろうが山の中だろうが行くということだ。

今のところは自然の美しいところやいろんなカフェがあるところなどたくさんのところに行った。

今日はどこになるかワクワクしていた。


「なちー、めつぶってー。」


「はいはい」


「きょうは~私たちがいるここでーす。」


「たまにはいいかもね。」


「さっそくレッツゴー」


意外と町のこと知らないもんなんだなー

歩きながらそう思った

「なちー、どこに行く」

「うーん、できれば行ったことのない場所がいいよね」

「じゃあ、あそこはどう?」

七菜が指をさした先には、レトロなカフェがあった。

「いいね、あそこにしよう。」

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop