一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
15〜ヒカリside〜
「ん、、、」

喉が渇いた。
カラカラで、声が、、

モゾモゾする私を塁は後ろから大事そうに包むように寝ている。

その腕に、ぎゅーっと力が入った。

「はよ。ヒカリ」

「おはよ。塁。喉カラカラ」

「ああ。待ってろ」

塁は素っ裸で、部屋を歩いて水を持ってきてくれた。

「起き上がれるか?」

「んー無理」

塁は、クスッと笑って、またベッドに入ると、水を口に含んで、口移しで飲ませてくれた。

「ん、、、」

まだ、敏感になったままの私は、それだけで声が出てしまう。

キスが、深くなる。

「ンッ、、、ハァ、、」

今何時?
何時でもいいか。

そしてまた、横向きのまま塁が入ってきた。

「まだ、トロトロだ」

「アッ、、、ンッ、、塁ッ」


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