危険な彼と甘い嘘


※※※


私は無事夕飯を作り終わった


「いっただっきま〜す!!」


「いただきます」



私はいつも夕飯は陽希と一緒に食べている


「はぁ、奈央の料理は相変わらず最高!!!」


「あ、ありが、、、と、、、」


彼はアホみたいな勢いでカレーを平らげた


「あ、もう4月かぁ〜」


彼はカレンダーを見ながらつぶやく


「奈央ちゃん、もう今月から高校生か〜早いなぁ」


「はぁ」


「つい最近までヨチヨチして、はるちゃーんって言ってたのに」


「う、うるさい!!」


黒歴史思い出させないで!!


もう、陽希はいつも私のことからかってくるんだから


私だってたまには陽希のことからかって困らせたいよ〜


待てよ、、、


今日って、4月1日だよね、、、?


間違いない


エイプリルフールだ


ってことは、、、?


嘘をつける!!!


よし!決めた!!


陽希に嘘ついてからかってやる!!!


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