悪魔を召喚

ℬ登場人物ღ

犯したい惡魔
ブラック・ブラウン

恐ろしい悪魔を召喚するつもりがまさかの犯したい惡魔を召喚してしまった

クラウン


✣*✣*✣*✣*✣*✣*✣*✣*✣*✣*✣


俺は悪魔を心に召喚してから月日が早く感じるようになった。

ーニンゲンガニクイノナラ、オカセバイイ…ー

……はぁ?憎い人間を……この手で犯す……だと?

俺は、最悪の悪魔を召喚させたつもりだ。

ーオマエ、ナニカカンチガイヲシテイルノデハナイカ?ー


勘違い……だと?


ー俺は犯す悪魔だよぉ?ー


突如俺の目の前に、バカ過ぎるくらいのイケメンが現れた……?


「う、うわぁ?!なんだよ、いきなり!」

「私(わたくし)は、惡魔でございます。人を犯す惡魔。凶意の悪魔ではございません。
もしかして……読み違いでは?」


ソイツは、机の上にあった太い本をパラパラ〜とめくりとあるページに手を止めた。

「ありました。これです」

ソイツは、俺にそのページを見せた。

「?!なに?!」

そこには……【犯したい惡魔の召喚のやり方】とあった。


「……恐らく、このページと間違われたのでしょう」

【殺意で人を殺める悪魔】……

うっわ……間違えたわ。最悪……


俺は、床に座った。

俺としたことが……間違えるとは。


なったもんは、仕方がない。


「ブラック・ブラウン」

「ブラックで良いですよ?なんですか?」

「犯すのは……///お前で良い」

「そうですか!代償は、確か……〝カラダ〟でしたからね?さぁ、おいで?クラウン。私が貴方を犯して差し上げますから」


俺は、その惡魔に体を受け渡した。

それは、もう快楽だった。

心も体もそのイケメン惡魔に全て持ってかれた。

道は違えども、俺の思惑通り暗闇の奥深くまで二度と這い上がってこれないような激甘な時間を過ごした。


俺は、人間世界へと戻ることはないが……惡魔界では散々弄ばれている________


「……ハァ///ブラック……」

「うふ、はしたない顔ですね///」




代償を払う時は気をつけて______
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