塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「あっ! 噂をすれば……」
カフェの外をたすくが歩いている。隣にはいつぞや会った素朴な女の子が
いた。梨香が驚いて声を上げた。
「え?! 手繋いでるよ!!」
「わっ! 女の子に合わせて歩いてる!?」
早歩きのたすくがゆっくり女の子に合わせて歩いてるし、表情も心なしか穏やかだ。
「大学の子達が見たひっくり返るよ」
「いやー、俺もビックリ」
これはもう交際していると見て間違いなさそうだ。