狂愛〜虎を照らす月〜
なんだか、この部屋も既視感。

もしかして、、、
いや。
まさかね。

あのお風呂は、うちとは比べ物にならないくらい大きかった。

どこかの旅館かと思うくらいに。


そーっと起こさないように、彼の腕からすり抜けた。


私の着替え、、、


とりあえず、浴衣のまま、キュッと胸元を直して廊下に出た。


ひ、ひろっ!!


旅館か!?


あ、旅館かここ!?


やっぱり旅館だな!?


だとしたら受付まで行けば誰か、スタッフがいるよね?


そして、他の客に会いませんようにと思いながら受付っぽい所を探す。


探す、、、。




いや、どこ!?ここ!?

迷路かい!!
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