狂愛〜虎を照らす月〜
そもそも、俺の隣に並んで飯を食うなんて事がまず、許されない。


俺が、許さない。


そんな俺が、職場まで迎えに行って、食いたいもんを食いに連れてきて、隣りに座らせる。


これまでの俺には、あり得ない話だ。


まぁ、今日は車を降りる一瞬だけしか一緒に外を出ていないし、周りは護衛しかいなかったから他の奴に見られていないが、この先、俺の隣りで歩くようになれば、嫌でも自分の立場に気づくだろうな。


深月。いまのうちだぞ。
呑気にしてられんのも。

覚悟しとけ。


俺は、お前を離さない。
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