狂愛〜虎を照らす月〜
7〜深月side〜
「んー、、、、」


また鳥のさえずり、、、

目をゆっくりと開ければ見覚えのある部屋。

そして背中から伝わる体温。
私の身体に巻き付く逞しい腕。


後ろを振り向けば、綺麗な顔をして眠る岳。





まさか自分が、、、


一日にして、ガラっと変わってしまった。



今日は、岳が起きるまで帰れない。





私は、寝ぼけた頭で昨日を振り返った。
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