一途な後輩に、秘密に溺愛されてます。




「ーーーうわあ、綺麗……」


「そうですね…」



あれから、最後に観覧車に乗って帰ろうってなった私たち。


彼氏彼女になってはじめてのイベント?だから緊張で心臓がばくばくしてる。



「……ていうか、悧來はなんで隣に…?」


「寒いからです」


「そう…?」


むしろ暑いくらいだと思うんだけど……私が緊張しすぎて体温上がってるだけなのかな。



「……うそです、先輩とくっつきたかったから、です」


「っ……」



め、めちゃくちゃ可愛い。いや、かっこいい。


思わず胸がぎゅんとなったところで、はっと思い出した。





『観覧車のいちばん上でキスしたら、永遠に結ばれるんだって』





「っわああ…っ」


「先輩?」


「なんでもない、なんでもない…っ」



っあぶない…。危うく自分の顔が沸騰するかと思った。



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