「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 真っ赤になったエレオノールが慌てて顔を上げると、目覚めた時にもそうだったように、近い距離にジークハルトの顔があった。

 そのせいで言おうとした言葉がすべて頭から飛んでしまう。

「寂しくなったら俺を思い出してくれ」

 よしよしと頭を撫でる仕草は、子どもを相手にするのと変わらない。

「は……はい……」

 か細い声で返答するも、エレオノールの頭の中はひどい状況だった。

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