愛する婚約者を守るために頑張る公爵令嬢は、未来に絶望しない
私の頬にはただただ涙が伝った。

私はしばらく涙を流し続けた。

どれくらい経っただろう。



涙も枯れ果ててきた頃、私はついに泣き叫んだ。




「うわぁああああああああああ!!」




世界は残酷すぎた。

窓の外の快晴が、憎たらしいほどに。


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