◇Clown Act◇⇧
『ハァ……ハハッ……
キミは余裕そうだネ……
今から死ぬっていうのに』
シャルドは肩で息をしながら、ギョロリと眼球だけをお兄ちゃんに向けた。
真っ赤な唇が裂けたように吊り上がっている。
『ルール説明をしよう。
この3つの林檎のうち
毒があるのは2つだ。
即効性の毒が塗りこんである。
口にしたらすぐに死ぬ。
お互い1つずつ選んで食べるんだ。
どちらが先に食べるかは選ばせてあげるよ。
最悪どちらとも死ぬ
ね?面白そうだろう?』
シャルドは唾液をこぼしながら3つの林檎をテーブルに並べた。