◇Clown Act◇⇧


「え?な、なにこれ」


「義指」


「ぎし???」


「木製にしてみたんだよね。どう?かわいくね?つつくとコロコロ~って音が鳴るんだ。ほら触ってみ」


「え、あ、ちょ」


「色はピンク。これもかわいいよね。神経は切れちゃってるから感覚は戻らないけど、自由には動かせる。そういう仕様にしといた」


「イース……?」


「だから安心してよ。キミはなにも失ってない。泣くな。お前の泣き顔はその涙のペイントで十分だ」


「……」


「あのクソ野郎はボクが殺したからもう怖いものはないヨ。お前を傷つけるやつはこれからもボクが消す。殺す。ぐちゃぐちゃにしてやる。なにも心配するな。ボクがいる。ね、ピエロちゃん」




うわごとのように言葉を注ぎ続けるイースに胸が苦しくなる。



怪我をさせられた私よりも憔悴しているように見えるのは、きっと気のせいじゃない。



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