推しとの恋は、ケーキのように甘い。
「…は、はい」
確かにあの雑誌の表紙は希夜くんだった。
私のお目当ては、瑛翔くんの特集だったけど、
「あれで、俺あーあの子は希夜推しなんだろーなって思ったんだ。」
「…はい…」
「なんかそれが嫌でさ、で、希夜連れていったら、めちゃくちゃ嬉しそうだったし、それもなんか嫌で、」
私が希夜くん推しだと思ったってこと?
…それが嫌だった…?なんで?
「…でも、あの時に花さんから咲良ちゃんは俺推しだよ、って聞いたからすごく嬉しくて、」