❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛 第二部六年後再会
第二章 ひとみの気持ち
ひとみは頷いて、シャワールームへ向かった。

(力也さんに話さなきゃ)

ひとみはキッチンの椅子に腰掛けた。

「力也さん、お仕事は大丈夫なんですか」

「今日は休んだ、体調悪かったからな」

「えっ、どこが悪いんですか」

力也は口角をあげてニヤッと笑った。

ひとみはポカンとしていた。

「ひとみを抱くことを我慢していたから、体調悪くなった、でも、ひとみを
抱いたから、もう治ったよ」

「力也さん」

(こんなに愛してくれてるのに、私はなんてことをしたんだろう)

俯いているひとみの表情から、力也は慌てて言葉を発した。

まるで、真実は聞きたくないと言わんばかりに……

「ひとみ、デートするか」

「えっ」
「力斗の迎えはテツに頼んで、俺たちは久しぶりに出かけよう」

「でも、お仕事休んだのに……」

「仮病だから関係ねえよ」

力也とひとみは出かけた。

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