雨降る夜に君を想う

エピローグ



  "あなたはどんな人生を
        歩みたいですか?"


   テレビからそんなセリフが
 聞こえてきて、思わず顔を上げる。

 もう怜さんの事は忘れたいのに、
    このCMを見るたび
  彼女の事を思い出してしまう。

  最後に怜さんに病室で会って
   もう1年が経つのか〜

   俺は未だに怜さんのことを
     忘れられずにいた。
あの夜の事を昨日の事のように
    思い出してしまうし、
 夢の中でもよく怜さんが出てくる。
    結局、最初に約束した
イタリアンにも一緒に行けなかった。
  一緒に海にも行きたかったし、
 夜景も連れて行ってあげたかった。
   怜さんとやりたい事が
   まだまだたくさんある。

     もう一度会いたい。

   街で小さくてロングヘアの
    女性を見つけるたび、
   怜さんかと期待してしまう。

_____________________________

  この後親戚の集まりがあるため
    うちに来ていた妹の
    麗奈(れな)と家を出て
    最寄り駅に向かった。

    「麗奈早くして。」
「待ってよぉ〜。」

      そう言って、
   麗奈が後ろから走ってくる。

     2人で傘を持って
   マンションの外に出ると、
  今日は久しぶりの大雨だった。


       つづく。



※この物語は、実話を元にしたフィクションです。




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✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ 本当に大切なものは、 自分が気づいていないだけで 案外そばにあるものだったりする。 でも人は失って初めて その大切さに気づく。 でも失ってからでは遅いんだ。 野球の事しか頭になかった俺は、 失うまでその事に気が付かなかった。 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚

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