もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
「お近づきになるチャンスだって、みんなに言われて。でも、わたしなんて相手にされるはずないですけど」
「香坂さんって、会社のなかでも人気があるんですね」
「ええ。あれほどのイケメン、めったにいませんから」
でも、と岩崎さんは付け加えた。
「オーナーはいつも笹岡さんと一緒だから。みんな、なかば諦めてますけど。彼女に勝てる訳ないって」
えっ?
「あの……お二人はお付き合いされているんですか?」
「それ、逆にわたしが聞きたいんですけど。加藤さん、お兄さんから何か聞いてません?」
「いえ……何も」
そこでエレベーターは1階に着いた。
もっと話を続けたいと思ったけれど、岩崎さんはエレベーターの扉を押さえて「どうぞ」とわたしに降りるように促した。
岩崎さんの話に相槌を打ちながらも、さっき玲伊さんと笹岡さんが並んでいた姿が頭から離れなくなった。
そうだ。
なんで今まで気づかなかったんだろう。
アメリカで知り合って、今もビジネスパートナー。
付き合っていないと考える方が逆に不自然だ。
「香坂さんって、会社のなかでも人気があるんですね」
「ええ。あれほどのイケメン、めったにいませんから」
でも、と岩崎さんは付け加えた。
「オーナーはいつも笹岡さんと一緒だから。みんな、なかば諦めてますけど。彼女に勝てる訳ないって」
えっ?
「あの……お二人はお付き合いされているんですか?」
「それ、逆にわたしが聞きたいんですけど。加藤さん、お兄さんから何か聞いてません?」
「いえ……何も」
そこでエレベーターは1階に着いた。
もっと話を続けたいと思ったけれど、岩崎さんはエレベーターの扉を押さえて「どうぞ」とわたしに降りるように促した。
岩崎さんの話に相槌を打ちながらも、さっき玲伊さんと笹岡さんが並んでいた姿が頭から離れなくなった。
そうだ。
なんで今まで気づかなかったんだろう。
アメリカで知り合って、今もビジネスパートナー。
付き合っていないと考える方が逆に不自然だ。