空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
──そして私が部屋に戻ると…
「キリ、遅い。罰として、俺に可愛がられる刑。な」
なんて…
あたし以外には見せないオトコの目をした龍綺に抱き締められた。
「ん…リュウたんの好きにしていーよ…」
「じゃあ…マサキに兄弟つくっちゃう?」
「…これからもう一人育てる体力あるかな…」
「ははっ、大丈夫。キリのバイタリティならいけるよ。俺もキリ以上に頑張るし。ってゆーか、ケンタロくんなんてあと2人欲しいとか言ってたよ」
「アハッ、兄貴はいいだろうけど生む那知が大変だっての」
「だからさ、うちももう1人つくろっか、俺達の愛の証」
「ん、そーだね」
『愛の証』なんて言われて、嬉しくて心がくすぐったくなってたら、龍綺から「キリ、ヤバいくらいかわいい」って…深いキス。
そして、そのままベッドのある洋室へなだれ込んだ。
普段の龍綺からはきっと誰も想像つかないくらいドSな野獣と化したリュウたんに思いっきり攻められて、そして愛を囁かれながら可愛がられて…官能的に気持ちいいのもあるけど、すごく心が気持ちよくて…幸せを噛みしめてた。
──その翌月。
あんなに心から愛し合ったからかな?
あたしのお腹に2人目が来てくれたの!
龍綺なんて飛び上がって喜んでたよ。
まだ超初期段階で安心はできない時期だけど、那知と兄貴にも伝えたら自分のことみたいにすっごい喜んでくれて、それがすごく嬉しかったんだ。
この子をつくるきっかけだって、兄貴の「あと2人欲しい」発言だし(笑)、ホントあたし達の幸せは那知と兄貴が増やしてくれたんだって思ってる。
だから、これからも何でも話せる兄夫婦、妹夫婦…ていうか大家族で楽しくやっていけたら幸せだな。
あ!でも、那知と兄貴の出逢いのアシストをしたことは、良美さんとあたしだけの秘密♪
だけど…
あと40数年後の兄貴の米寿のお祝いの時にでもバラしちゃおっかな!アハハ☆
*** end ***


