空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
2か月の長い出張から帰ってきたばかりの尚人からの電話。

「今日の夜、時間あるかな…話したいことがあるんだ」

そう言われて…
もしかしたら、ちゃんとしたプロポーズかも?なんて、秘かに期待していた。

のに…

尚人は私の部屋に着いた早々、土下座をしながら私に別れを切り出した。


でも、信じられなくて…

「え…?…なっ何いきなり……やだな、そんな冗談、全然おもしろくないよ?あはは」

と、努めて明るく返してみたが、尚人の表情は青白く固いまま…

この現実に、ドクン、ドクン…と鼓動がやけに大きく感じる。


「いや、本当なんだ……ごめん…他に好きな人ができて……だから…那知とは結婚できない……ごめん!」


「…え……」

その尚人の様相と言葉に、これは本気なのだと理解すると、頭が真っ白になった…

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