ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「驚いたわ! エリナがただの子猫ではないことには薄々気づいていたけれど、まさか守護妖精だったなんて!」

 また仲良く手を繋ぎながら戻ってきたルールーは、頬を紅潮させながら「お姉さん猫の姿も可愛くてよかったわ」と言った。どうやらルールーにフェアリナの姿を披露したようだ。

「話したら嫌われるかもしれないと心配していたけれど、よかったにゃん」

「嫌うわけないでしょー、もう、エリナったら! そりゃあびっくりしたけれど、わたしたちの友情はこんなことくらいでは揺るがないわ」

「ふにゃーん、ルールー大好きー」

「わたしもエリナが大好きよー、うふふ」

 ほっとしたエリナがほにゃほにゃに脱力した子猫になって「にゃーんにゃーん」と甘えた声で鳴いたので、大人たちはかわりばんこに「よしよし」「いいこいいこ」と子猫の頭を撫でた。撫でずにはいられなかった。

 そしてさらに、フーラアヌがちゃっかり子猫を膝に乗せたけれど、この守護妖精がエリナに首ったけなのを知っているルディは『仕方がない先輩妖精だが……こんな嬉しそうな顔をされたら、止めるわけにはいかないな』と可愛がりを容認するのであった。
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