恋して配信者
ー♡ー
「翠〜おはまろ」
え!
「彩葉(いろは)おはよ」
「おはよー」
ん!昨日の配信の人!
え、何何?!何が始まるの?!
彩葉は、歌〇手グループの1人ー音色ーと言うグループに所属している。
もう1人の人は、……歌〇手、なのかな?
「その人が、例の?」
「そう」
「江伊佳……?」
「はい」
「江伊佳だ!昨日配信来た人だよね!偶然だね!どういう関係?翠と」
「そういうことじゃない。悠真」
「じゃあ、どういうこと?」
「ふっふっふー良くぞ聞いてくれた」
「「??」」
「……?」
「僕たちの関係者になってくれる人!」
「「「ぇぇえええ!!!」」」
「ハモったね〜」
「はい、おはよー」
誰かがまた1人部屋に入ってきた。
「その子が、新しい人?」
「はい!そうです」
え、もしかして……ここの……スタッフ?さん?
「誰でもいいって、言ったけど……取り敢えず、名前は?」
「雅 江伊佳……です」
「雅……さん……!もしかして!あの?!」
「……へ?」
「そう、あの」
「探してたのよ〜!ありがとう!翠」
「どういたしまして」
「雅様、ちょっと来て下さる?話したいことが山ほどあるの!」
「は……分かりました」
「部屋を変えましょ。」
俺は翠さんを見た。
翠さんは、笑顔で手を振っている。
俺とスタッフは、部屋を後にした。