続》キミに…Kiss
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「先輩、危ないっ!」


「……え」


肩を強く掴まれ、突然 勢いよく…背後に自分の体が動いた。



────ブォーッ…



一瞬、なにが目の前で起きたのか…わからなかった。


目の前を大きなトラックが、すごいスピードで走り去ると


眉を吊り上げて怒ってる顔が、あたしの顔を心配そうに覗き込んできた。


「今、マジで危なかったっすよ!」


「ゴメン。でも、そんなに怒んないでよ……」
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