忘れないでと痛みは言った
「つまらないね」
朝なんて来なければいい。
夜寝るとき、ベッドの中でいつも思う。
寝る直前、なんとか今日を終えたことにわたしはいつも胸をなでおろす。
ああ、つかれた。つらかった。
でもとりあえず終わらせることが出来た。良かった。
そんなふうに安堵の息をこぼす。
だけど朝になればまた新しい一日が始まってしまう。
また…しんどい思いをして一日過ごさないといけない。
毎日毎日リセットされるつまらないゲームみたいだ。
わたしはただひたすら耐えながら、一日が終わるのを待つ。
せめてあまりしんどいことは起こりませんように、と。
毎日、毎日、毎日……。
ただただ時間に身を任せて過ごしていく。
そして……
今日もまた一日が始まる。
枕元で鳴るスマホのアラーム。
のそのそと緩慢な動作でそれを止めたわたしは、ゆっくりと頭を上げる。
「………はあ」
重いため息。
頭も体も何もかもが重い。
もともと早起きは苦手だ。できることなら、あと1時間は寝ていたい。
ああ、このまま二度寝ができたら気持ちいいだろうな…なんて。
もっとも、そんなことはしない。できない。
万が一、二度寝をしてしまっても起こしてくれる人はいないから。
夜寝るとき、ベッドの中でいつも思う。
寝る直前、なんとか今日を終えたことにわたしはいつも胸をなでおろす。
ああ、つかれた。つらかった。
でもとりあえず終わらせることが出来た。良かった。
そんなふうに安堵の息をこぼす。
だけど朝になればまた新しい一日が始まってしまう。
また…しんどい思いをして一日過ごさないといけない。
毎日毎日リセットされるつまらないゲームみたいだ。
わたしはただひたすら耐えながら、一日が終わるのを待つ。
せめてあまりしんどいことは起こりませんように、と。
毎日、毎日、毎日……。
ただただ時間に身を任せて過ごしていく。
そして……
今日もまた一日が始まる。
枕元で鳴るスマホのアラーム。
のそのそと緩慢な動作でそれを止めたわたしは、ゆっくりと頭を上げる。
「………はあ」
重いため息。
頭も体も何もかもが重い。
もともと早起きは苦手だ。できることなら、あと1時間は寝ていたい。
ああ、このまま二度寝ができたら気持ちいいだろうな…なんて。
もっとも、そんなことはしない。できない。
万が一、二度寝をしてしまっても起こしてくれる人はいないから。