感情を与えてくれた…あの人達①
 私が5歳の時に、両親が再婚した。

「今日からよろしくね、みくちゃん」

「うん」

実の父とは3歳で死別。母によると父親が残した借金をその人が返済してくれたとのこと。

その時の私は無邪気で明るい子だった。新しい家族、お父さんが出来た事に無邪気に喜んでいた。

私が小学生に上がる頃、お母さんのお腹の中に私の妹が出来た。凄く嬉しかった。

お母さんが入院してしばらく、赤ちゃんと一緒に帰ってきた。

お母さんとお父さんがキッチンにいる時、私は赤ちゃんの顔が見たくてベビーベッドに手を掛けようとした。

「おい!!??」



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