屋上少女と弱虫少年
8月14日 また会えたね
放課後の屋上で私はまた空を見上げていた、、、、、、春琉くんが来るのを待って。

ーキィー

私はすぐにドアの方を向いた。
「優季」
そこには笑顔の春琉くんがいた。
「春琉くん、待ってたよ!」
私は笑顔でそう言った。
春琉くんはびっくりした顔をしながらおかしそうに笑った。
「来るかも分からないのに?」
春琉くんは笑いながら言った。
私は春琉くんの目を見て微笑み、
「春琉くんなら来てくれるでしょ?」
そう言った。
春琉くんなら絶対に来るって思っていたから。
春琉くんは少しびっくりしながら。
「そっか」
と笑顔で言った。
そして私が座っている横に腰を下ろした。
< 3 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop