【改訂版】四国州

【経営破綻】

(ガシャーン!!ガシャーン!!ワーッ!!ワーッ!!)

南海道電力の本社のエントランスホールで大規模な暴動が発生した。

座り込みをしていた職員たち暴徒化した。

暴徒化した職員たちは、会社の備品や重役クラスの幹部の部屋や社長室と副社長室に侵入したあと金目の物を強奪した。

同じ頃、高松市中心部のあちらこちらで暴動が発生した。

暴徒化した大学生たちが高松市中心部にある労働基準監督署・ハローワークなどの国の機関の建物に投石をした。

その後、大学生たちが建物内に一斉になだれ込んだ。

午後3時頃であった。

労働基準監督署の建物の上にある旗をつけるポールに恐ろしい死神の絵が描かれた旗があげられた。

その頃であった。

副社長と残っている常務たちは『ストライキを起こした職員たちが100パーセント悪いことに変わりはない!!暴動略奪を起こして会社に損害を与えたから、1000京円(せんけいえん)の損害賠償請求を起こす!!』と言うたあとよりイコジになった。

それが原因で、暴動がさらに長期化した。

202A年11月20日頃であった。

四国州の弁護士会の破産管財人が緊急の記者会見をひらいた。

この時、白髪の副会長が記者団に対して『南海道電力が経営破綻におちいる危険性が高まったので、東京地裁に破産宣告を申請します…』と言うたが具体的な内容は説明しなかった。

記者会見は、わずか1分で終了した。

記者会見のもようを聞いた副社長と残っている常務たちは、激怒した。

夕方4時55分頃に臨時ニュースが入った。

四国州弁護士会の破産管財人の代表が南海道電力の破産申請の手続きを取ることを正式に発表した…

これにより、企業は経営を続けていくことができなくなった。

その上にまたニュース速報が入った。

午後4時半過ぎに高松市庵治区の山林で、大学生の男が小学生の女子児童を殺したあと逃げた事件が発生した…

大学生の男は、午後5時過ぎに駆けつけてきた警察官6人に取り押さえられて逮捕された…

容疑者の大学生の男は、南海道電力の副社長のひとり息子だった…

この時、南海道電力本社のビルの入り口付近で取材をしていた記者たちがスマホで各報道機関に知らせた。

しかし、誘拐された副社長のひとり娘は今も行方不明であった。

事態は、さらに混沌とした。
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