僕の電池




…………またあの夢だ。


最近、よく同じ夢を見る。

目が覚めると、体中は凄い量の汗。

変な夢…………
嫌な予感してきたな……

「はぁ……………。って!!ヤバイ!!!!!!!」

時計を見るともう8時を回っていた。


「遅れる〜〜〜〜〜!!!!」

階段を超高速スピードで駆け降りる。



「どうして起こしてくれなかったのよ〜〜〜(泣)」

お母さんに文句を言う。

お母さんはバッチリメイクを済ませ、台所に立っていた。

「知らないわよ。夢香が起きないからいけないんでしょ?私はもう何十回も起こしましたから。」

一度こっちに顔を向けたけど、ぷいっ と台所に顔を向けた。





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