大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【そろそろ帰ってきませんか】

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時は、アメリカ太平洋時間10月6日の午前10時半頃であった。

またところ変わって、ビバリーヒルズにある教会にて…

日曜日の礼拝が終了したことを知らせる鐘が青空に鳴り響いていた。

リチャードさんの実家のご家族たち6人は、教会から出たあと実家《いえ》へ向かって歩いていた。

レオンさん夫婦の娘さんたちふたりは、ハイスクールを卒業したあと(カリフォルニア)州外の大学に進学したことを機に家から出た。

現在、レオンさん夫婦のふたりの娘さんは留学先のフランスと韓国の大学にそれぞれ滞在していた。

帰宅する予定は、未定である。

レロンさんはメグさんと結婚したあと、(カリフォルニア州内にある)郡外の地域へ移り住んだ。

しかし、2003年1月にアメリカ軍に応召《おうしょう》(ショウシュウされた)されたあと中東へ移された。

それから2ヶ月後に発生したイラク戦争の時にレロンさんは戦死した。

レロンさんが戦死したあと、メグさんは実家へ帰った。

マーラさんとローザさんは、30代なかばになったが今も大学1回生のままであった。

リチャードさんの両親はマーラさんとローザさんに大学を卒業してほしい気持ちを持ち続けていたが、マーラさんとローザさんは激しく反発していた。

マーラさんとローザさんの休学は、これで何度目になるのか?

………………

話は戻って…

リチャードさんの実家の家族たち6人が歩いて帰宅していた時であった。

リチャードさんの叔母《おば》さまの家族たち5人がリチャードさんの実家のご家族たち6人のもとに会いに来た。

リチャードさんの叔母《おば》さまのご家族は、叔母《おば》さまとイトコのカイトさん(35歳)と姉・パトリシアさん(44歳)と姉婿《あに》(40歳・大学病院の超エリート医師)と長男(4年制ハイスクールの2年生)の5人家族である。

叔父《おじ》さまは、22年前に発生した湾岸戦争で戦死したので不在である。

リチャードさんの叔母《おば》さまは、ウキウキした表情でリチャードさんのお父さまに声をかけた。

「兄さん。」
「(リチャードさんの叔母《おば》さま)〜」
「日曜日の礼拝に行ってたのね。」
「そうだけど〜」

リチャードさんのお父さまは、ものすごくやる気のない表情を浮かべていた。

リチャードさんの叔母《おば》さまがウキウキした表情でリチャードさんの実家のご家族たちに声をかけてきた時は『遊びに行ってもいい?』とか『なにか食べさせて〜』などと頼んでいた。

今回もまた、リチャードさんの叔母《おば》さまはリチャードさんの実家の家族たちに対して『遊びに行ってもいい?』と頼んだ。

「兄さん〜、義姉《ねえ》さん〜。」
「なんだよ…」
「午後からの予定は、空いてますか?」

リチャードさんのお母さまは、ものすごく困った声でリチャードさんの叔母《おば》さまに言うた。

「(リチャードさんの叔母《おば》さま)さん、困るわよ〜」

リチャードさんの叔母《おば》さまは、カドにやさしい声でリチャードさんのお母さまに言うた。

「ああ、予定があるのだったらまたにしますよ〜」

リチャードさんのお母さまは、ものすごく困った声でリチャードさんの叔母《おば》さまに言うた。

「(リチャードさんの叔母《おば》さま)さん、あなたはどうしてうちに遊びに行きたいと言うのよ!?」

リチャードさんの叔母《おば》さまは、カドにやさしい声でリチャードさんのお母さまに言うた。

「なんでって…(マゴ)がプレステしたいと言うてるのよ…それに、カイトの人生設計を話し合いたいのよ〜…遊びに行ってもいい?」

リチャードさんの叔母《おば》さまから無理強いされたリチャードさんの両親は、やる気のない表情でリチャードさんの叔母《おば》さまのたのみをショウダクした。

時は、午後12時10分頃であった。

またところ変わって、リチャードさんの実家の大洋間にて…

洋間に置かれている大型テレビにプレステの格闘ゲームが映っていた。

プレステは、1台12万円の最新型であった。

テレビの前にいるパトリシアさん夫婦の長男は、格闘ゲームに夢中になっていた。

大型テーブルにリチャードさんの実家の家族たち6人とリチャードさんの叔母《おば》さまの家族たち4人が集まっていた。

テーブルの真ん中にデリバリーで頼んだピザ・カリフォルニアの大型サイズのピザセットが置かれていた。

この時、パトリシアさんのとなりに座っている姉婿《おっと》がものすごく怒った表情で長男くんに詰めよったあと怒った声で言うた。

「オドレふざけるな!!」
「なんだよ!!」
「医大へ進学したい人間がゲームをするな!!」
「なんだよクソオヤジ!!」
「言うことを聞け!!」

この時、リチャードさんの叔母《おば》さまがものすごく困った声で姉婿《ムコ》言うた。

「(姉婿《ムコ》)さん、そんなにガーガー怒ったら(マゴ)がイシュクするわよ〜」

姉婿《ムコ》さんは、ものすごく怒った声でリチャードさんの叔母《おば》さまに言うた。

「義母《おかあ》さま!!これ以上(長男)を甘やかさないでください!!」
「甘やかしてないわよ〜」
「ふざけるな!!」

パトリシアさんは、泣きそうな声で『あなたやめて!!』と言うて止めた。

姉婿《ムコ》さんは、ものすごく怒った声でパトリシアさんに言うた。

「パトリシア!!そう言うオドレもなんだ!!(長男)を甘やかすなと言うただろ!!」
「そんなにガーガーガーガー怒ったら、話し合いができなくなるわよ!!」
「だまれ!!」

リチャードさんのお母さまは、ものすごく困った声で姉婿《ムコ》さんに言うた。

「すみませんけど、そう言ったお話は、お家に帰られてからにしていただけますか?」
「あんたらは口出しするな!!オレは(長男)に一流の人生を歩んでほしいのだよ!!(長男)は医大へ行って、立派なお医者さんになってほしいのだよ!!」

長男くんがものすごく怒った表情で姉婿《ムコ》さんに言うた。

「勝手に決めるなよ!!」
「言うことを聞け!!」
「ふざけるなボケムコ!!こんな気持ちで、ランチが食えるか!?」
「だまれ!!」

(ガーン!!)

思い切りブチ切れた姉婿《ムコ》さんは、長男くんのこめかみをグーで殴りつけた。

思い切りブチ切れた長男くんは、姉婿《ムコ》さんに対して『表へ出ろ!!』と言うた。

思い切りブチ切れた姉婿《ムコ》さんは、長男くんと一緒に外へ出たあと殴り合いの大ゲンカを繰り広げた。

姉婿《ムコ》さんと長男くんがドカバキの大ゲンカを繰り広げたことが原因でみんなでランチを食べることができなくなった。

またその上に、カイトさんの人生設計についての話し合いもできなくなった。

まわりからどぎつい目で見られたリチャードさんのおばさまは、ものすごくつらい表情をうかべながらのたうち回った。
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