大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【ぼやぼやできない】

8月14日から8月21日までのあいだイワマツグループの全班のメンバーたちは、世界各地と沖縄県で1日も休まずに班ごとの活動に取り組んだ。

このあとも、お仕事のスケジュールが大量にあるので休みは1日もない。

…………………

話は変わって…

時は、ドイツ時間8月21日の正午頃であった。

またところ変わって、ミュンヘンの中心地・マリエン広場のすぐ近くにあるカフェ・リシャルト(カフェレストラン)の店内にて…

店内にポムじいさんとゆみさんとエレンさんの3人とミュンヘン近郊にある食肉加工会社の社長さんたち5人がいた。

この日は、2014年のボジョレーヌーボーの解禁日に販売するボジョレーヌーボー(ワイン)とセットで販売する白ソーセージの取引に関する商談が行われていた。

商談は、バイヤーであるゆみさんと食肉加工会社の社長さんたちの間で行われた。

ポムじいさんとエレンさんは、静かに商談を見守っていた。

今回は、取り引き先の会社のおすすめなどの内容の聞き取りを行った。

時は、フランス時間8月21日夜9時頃であった。

またところ変わって、パリのシャンゼリゼ周辺にあるアカシアエトワール(ホテル)にて…

A班のメンバーたち17人は、ここに宿泊していた。

場所は、ゆりさんとゆかさんが宿泊している部屋にて…

シルクのキャミソールと白のレギュラーショーツ姿のゆりさんは、ベッドに寝転んだ状態で『an・an(アンアン)』(雑誌)を読みながらパルム(森永チョコアイス)を食べていた。

ゆかさんは、ギャラクシー(アンドロイドスマホ)にかかってきた電話の応対をしていた。

電話は、ゆみさんからであった。

テーブルの上には、ソニーバイオ(ノートパソコン)とケーブルでつながっているエクスペリア(アンドロイドスマホ)が置かれていた。

ゆかさんは、受話器ごしにいるゆみさんに話しをした。

「もしもしゆみ…次回の商談予定はいつ?…8月30日…うちらの予定は、8月28日に大阪へ行く予定よ…30日と31日はオフで…9月1日は移動日よ…えっ?ちょうどよかったって…大阪のホテルに予約取って…ちょっと待って…おねーちゃん呼ぶから…」

ゆかさんは、ベッドに寝転んでアイスを食べながら雑誌を読んでいるゆりさんを呼んだ。

「お姉ちゃん。」
「なあにゆか。」

ゆかさんに呼ばれたゆりさんは、ベッドから起き上がった。

この時、ゆりさんが着ているキャミソールの右のストラップがずれた。

ゆかさんは、おどろいた声でゆりさんに言うた。

「おねーちゃん!!ずれてるわよ!!」
「えっ?」
「えっ?じゃなくて、キャミの肩ひもがずれているからあげてよるわよ!!」

ゆりさんは『分かったわよ〜』と言いながら片方がずれた時にあらわになった右の乳房を隠した。

その後、ゆりさんはゆかさんにお声がけした。

「8月30日にゆみたちが大阪へ来るのね。」
「せや…ゆみに聞くからちょっと待ってね。」

ゆかさんは、受話器ごしにいるゆみさんに言うた。

「お待たせゆみ…宿泊したいホテルの名前を言うて…新歌舞伎座の近くがいいの…ああ、近鉄の上本町駅《うえほんまち》のえきの中にあるシェラトン都ホテルよ…そこに予約をいれるのね…」

ゆかさんは、メモ書きをしたあとゆりさんにお声がけした。

「おねーちゃん!!」
「ゆか。」
「シェラトン都ホテル大阪に宿泊の予約を入れて!!」
「予約?」
「はよいれて!!」
「分かったわ。」

ゆりさんは、大急ぎでソニーバイオ(ノートパソコン)を起動させた。

その後、グーグルのポータルサイトからシェラトン都ホテル大阪の予約フォームにアクセスした。

ゆりさんは、ゆかさんにアクセスしたことを伝えた。

「ゆか、アクセスできたわよ。」
「ちょっと待って…ゆみ、先方さんは何人お越しになられるの?…社長さん夫婦と女性の事務員さんたち6人と男性従業員さんたち6人の…あわせて14人とポムじいさんとゆみとエレンさんとうちら(A班のメンバーたち)とあわせて34人ね。」

ゆかさんは、メモ書きをしたあと『おねーちゃんお願い…』と言いながらゆりさんにメモ用紙を渡した。

その後、受話器越しにいるゆみさんに言うた。

「もしもしゆみ…えーと…新歌舞伎座のチケットも取ってって…ああ、社長さま夫婦が演歌芝居《おしばい》を観覧するのね…予約状況を見てみる…」

ゆかさんは、新歌舞伎座のホムペをひらいたあと受話器ごしにいるゆみさんに言うた。

「ああ、長山洋子さんの座長公演が開催されているわね…それを観覧するのね…見てみる…」

ゆかさんは、予約状況のフォームに入ったあと空き状況等を確認した。

その後、ゆかさんは受話器ごしにいるゆみさんに言うた。

「もしもし…30日の夜の部が空いてるわよ…枡席《ますせき》がいいの?…ほな、枡席《ますせき》に予約の申込みを入れるわよ。」

ゆかさんは、予約フォームに入力する作業を始めた。

それから2分後であった。

ゆりさんの予約入力作業が完了した。

「ゆか、宿泊の申込みができたわよ。」
「おおきに、こっちも新歌舞伎座の予約できたわよ…もしもしゆみ、ホテルの予約と新歌舞伎座の予約が取れたわよ…えーと…(なんば)花月も行きたいって…ちょっと待って…おねーちゃん!!」
「なあに?」
「先方さまが(なんば)花月も行きたいと言うたから予約を入れて!!」
「分かったわ。」

ゆりさんは、グーグルのポータルサイトからなんば花月の空き状況等のページに入った。

そのあいだにゆかさんは受話器ごしにいるゆみさんに言うた。

「もしもし…何時の回に行きたいの?…午後…おねーちゃん!!」
「ああ、13時に開始の回が空いてるわよ。」
「ちょっと待って…ゆみ、チケット何枚いるの?」

ゆかさんは、メモ用紙にメモ書きをしたあとゆりさんに手渡した。

「おねーちゃん急いで!!」
「分かった。」

ゆりさんは、なんば花月の予約申込みを入力した。

ゆかさんは、受話器ごしにいるゆみさんに当日のスケジュールなどの最終確認を行った。

ゆりさんとゆかさんは、予約を取り終えたあとA班のメンバーたちに8月30日の予定を電話連絡で伝えた。
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