大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【それで幸せ】

時は、ドバイ時間夕方6時過ぎであった。

またところ変わって、テレビ局の中にある楽屋にて…

ディレクターチェアに座っている私は、健康チェックを受けていた。

(ペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコン…)

ウェンビンさんは、水銀の血圧計を使って私の血圧値と脈拍数を測定していた。

(プシュー…)

リストバンドのエアがぬけたあと、ウェンビンさんはチェックシートに私の血圧値と脈拍数を記入した。

(ピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…)

つづいて、私の右わきにはさんでいるオムロンの電子体温計のアラームが鳴った。

順子《よりこ》さんは、私の右わきにはさんでいた電子体温計を取り出したあとウェンビンさんに手渡した。

ウェンビンさんは、チェックシートに私の体温を記入した。

そんな中であった。

ノートパソコンをひらいてお仕事をしていたゆあさんとゆまさんがこんな会話をしていた。

「ゆあねーちゃん。」
「なあに。」
「この前の商談はドサイテーだったわね〜」
「ホンマにホンマや…あの社長さんはどこのどこまでドサイテーかしら…商談の席で大酒のんでぐでんぐでんによっぱらうなんてどうかしてるわよ…社長さんの息子さんも息子さんでタメ口が多かったからなおドサイテーよ!!」

ゆあさんは、のみかけのコーヒーが入っているスタバのロゴ入りのアルミのマグカップを手にしたあとコーヒーをひとくちのんだ。

その後、ゆあさんはあきれた表情で言うた。

「それと奥さまも奥さまでなにを考えているのかといいたくなるわよ…ダンナとせがれの教育のしかたがものすごく悪いからなおアカンねん!!」
「そのとおりね。」
「もうこらえてーなと言いたいねん〜」

ゆあさんは、ぐちを言いまくったあとのみかけのコーヒーをのみほした。

そんな中であった。

風香《フー》ちゃんが夕食が載っているワゴンを押しながら楽屋に入った。

夕食のメニューは、アル・ファナール(レストラン&カフェ)からお取り寄せで注文したサメ肉のジェシードのセットである。

風香《フー》ちゃんは、ゆきさんと一緒に夕食をいただく準備を始めた。

それから6分後であった。

イワマツグループのA班のメンバーたち11人は、夕食に入った。
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