大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【おそすぎた後悔】
それからまた90分後であった。
またところ変わって、松山東警察署《ひがしけいさつしょ》の会議室にて…
会議室に汐香《しお》ちゃんとソヒ姐《ねえ》はんと婦人警官《ふけいさん》4人がいた。
(ドタドタドタドタ…バターン!!)
この時であった。
ろうかをドタドタとかけていく音とドアが激しくひらく音が響いた。
つづいて、亜弓さんが会議室に入った。
亜弓さんは、ものすごい血相で汐香《しお》ちゃんを怒鳴りつけた。
「あんたはなに考えてるのよ!?」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく泣きそうな表情で亜弓さんをなだめた。
「大井野さん!!落ち着いてよ!!」
「落ちついてなんかいられないわよ!!一体なにがあったのよ!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、亜弓さんに対してわけを説明した。
この時、汐香《しお》ちゃんは無気力の表情を浮かべていた。
それからまた10分後であった。
生活安全課《せいあん》の職員の男性が会議室にやって来た。
男性職員は、やさしい声で言うた。
「えーと、城井汐香《きのいしおか》さま、実家《いえ》のおかあさまからの伝言で『学院《ガッコー》のひとが『また大学に来てください〜』と言うてましたよ〜』と言うてました…身元を引き受けてくださる人がこちらへ向かっていますよ。」
汐香《しお》ちゃんは、怒った表情で言うた。
「うちは家に帰りません!!…帰りたくないのです!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、泣きそうな表情で言うた。
「なんで帰らないのよ!?」
「実家《いえ》の家族たちは全員大キライよ!!」
「どうしてよ!?」
「大キライと言うたら大キライ!!」
「困ったわね〜」
婦人警官《ふけいさん》のひとりが困った表情で言うた。
「どうして帰ってあげないのよ?」
ほかの婦人警官《ふけいさん》たちも口々に言うた。
「実家のおとーさんとおかーさんは、いつでも帰ってきてもいいよと言うてるのよ〜」
「学院《ガッコー》の人たちは、大学へきてもいいよと言うてるのよ〜」
「大学に行ったらお友だちがいっぱいいるのよ〜」
思い切りブチ切れた汐香《しお》ちゃんは『うるさい!!』と言うたあと、婦人警官《ふけいさん》たちにこう言うた。
「うちは、オジュケンで入った学院《ガッコー》が気に入らないのよ!!」
「どうして気に入らないのよ〜」
「幼稚園から高校までのあいだ、なんの苦労もせずに暮らしてきた…だからうちはだめになったのよ!!」
「そんなことはないわよ〜」
「せっかく入れた学院《ガッコー》なのに、やめるなんてもったいないわよ〜」
「うるさい!!」
汐香《しお》ちゃんは、ものすごく怒った表情でこう言うた。
「うちは…イワマツと学院《ガッコー》をやめたあとは…女ひとりで生きていきます…だから実家に帰りません!!」
亜弓さんは、ものすごく怒った表情で『あっそう…あんたには失望したわ!!』と言うたあと会議室から出た。
汐香《しお》ちゃんは、はき捨てる言葉を言うたあとかたくなになった。
やれるものならやってみなさいよ…
亜弓さんは、ホテルに着くまでのあいだ怒りまくった。
そんな中であった。
7人の医師たちが個々の家庭の事情が悪くなったので急きょもとの実家へ帰ることになった。
このうち、憲司《けんじ》さんは祖母が家で転倒したあと寝たきりになったので祖母の介護を手伝うことになった。
ほかの男性医師4人のうち和正さんと敬幸さんと秀悟さんは、家のあとつぎがいなくなったのでもとの家に帰ることになった。
聖《たかし》さんは、お兄さまがオカマになったことを理由にもとの家に帰ることになった。
ひろこさんとことはさんは、実家の親がお見合いを入れたことを理由に実家へ帰ることになった。
亜弓さんは、実家の家族たちのうちおかーさまときょうだいたちが交通事故で亡くなったので認知症のおとーさまの介護をすることになった。
…で、イワマツをやめることになった。
汐香《しお》ちゃんもイワマツで働くことができなくなったので、イワマツをやめることになった。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、1月24日の朝8時過ぎであった。
またところ変わって、JR松山駅の1番線ホームにて…
7人の医師たちと亜弓さんが乗り込んだ上り特急列車《れっしゃ》が出発した。
ケントさんとリチャードさんとたつろうさんとウェンビンさんとヴァネッサさんとメイリンさんは、大きく手をふって列車を見送った。
その一方で、汐香《しお》ちゃんは留置所の片すみでひねていた。
またところ変わって、松山東警察署《ひがしけいさつしょ》の会議室にて…
会議室に汐香《しお》ちゃんとソヒ姐《ねえ》はんと婦人警官《ふけいさん》4人がいた。
(ドタドタドタドタ…バターン!!)
この時であった。
ろうかをドタドタとかけていく音とドアが激しくひらく音が響いた。
つづいて、亜弓さんが会議室に入った。
亜弓さんは、ものすごい血相で汐香《しお》ちゃんを怒鳴りつけた。
「あんたはなに考えてるのよ!?」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく泣きそうな表情で亜弓さんをなだめた。
「大井野さん!!落ち着いてよ!!」
「落ちついてなんかいられないわよ!!一体なにがあったのよ!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、亜弓さんに対してわけを説明した。
この時、汐香《しお》ちゃんは無気力の表情を浮かべていた。
それからまた10分後であった。
生活安全課《せいあん》の職員の男性が会議室にやって来た。
男性職員は、やさしい声で言うた。
「えーと、城井汐香《きのいしおか》さま、実家《いえ》のおかあさまからの伝言で『学院《ガッコー》のひとが『また大学に来てください〜』と言うてましたよ〜』と言うてました…身元を引き受けてくださる人がこちらへ向かっていますよ。」
汐香《しお》ちゃんは、怒った表情で言うた。
「うちは家に帰りません!!…帰りたくないのです!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、泣きそうな表情で言うた。
「なんで帰らないのよ!?」
「実家《いえ》の家族たちは全員大キライよ!!」
「どうしてよ!?」
「大キライと言うたら大キライ!!」
「困ったわね〜」
婦人警官《ふけいさん》のひとりが困った表情で言うた。
「どうして帰ってあげないのよ?」
ほかの婦人警官《ふけいさん》たちも口々に言うた。
「実家のおとーさんとおかーさんは、いつでも帰ってきてもいいよと言うてるのよ〜」
「学院《ガッコー》の人たちは、大学へきてもいいよと言うてるのよ〜」
「大学に行ったらお友だちがいっぱいいるのよ〜」
思い切りブチ切れた汐香《しお》ちゃんは『うるさい!!』と言うたあと、婦人警官《ふけいさん》たちにこう言うた。
「うちは、オジュケンで入った学院《ガッコー》が気に入らないのよ!!」
「どうして気に入らないのよ〜」
「幼稚園から高校までのあいだ、なんの苦労もせずに暮らしてきた…だからうちはだめになったのよ!!」
「そんなことはないわよ〜」
「せっかく入れた学院《ガッコー》なのに、やめるなんてもったいないわよ〜」
「うるさい!!」
汐香《しお》ちゃんは、ものすごく怒った表情でこう言うた。
「うちは…イワマツと学院《ガッコー》をやめたあとは…女ひとりで生きていきます…だから実家に帰りません!!」
亜弓さんは、ものすごく怒った表情で『あっそう…あんたには失望したわ!!』と言うたあと会議室から出た。
汐香《しお》ちゃんは、はき捨てる言葉を言うたあとかたくなになった。
やれるものならやってみなさいよ…
亜弓さんは、ホテルに着くまでのあいだ怒りまくった。
そんな中であった。
7人の医師たちが個々の家庭の事情が悪くなったので急きょもとの実家へ帰ることになった。
このうち、憲司《けんじ》さんは祖母が家で転倒したあと寝たきりになったので祖母の介護を手伝うことになった。
ほかの男性医師4人のうち和正さんと敬幸さんと秀悟さんは、家のあとつぎがいなくなったのでもとの家に帰ることになった。
聖《たかし》さんは、お兄さまがオカマになったことを理由にもとの家に帰ることになった。
ひろこさんとことはさんは、実家の親がお見合いを入れたことを理由に実家へ帰ることになった。
亜弓さんは、実家の家族たちのうちおかーさまときょうだいたちが交通事故で亡くなったので認知症のおとーさまの介護をすることになった。
…で、イワマツをやめることになった。
汐香《しお》ちゃんもイワマツで働くことができなくなったので、イワマツをやめることになった。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、1月24日の朝8時過ぎであった。
またところ変わって、JR松山駅の1番線ホームにて…
7人の医師たちと亜弓さんが乗り込んだ上り特急列車《れっしゃ》が出発した。
ケントさんとリチャードさんとたつろうさんとウェンビンさんとヴァネッサさんとメイリンさんは、大きく手をふって列車を見送った。
その一方で、汐香《しお》ちゃんは留置所の片すみでひねていた。