キャバ嬢メルメの花と仁義

13 神田m


東京都千代田区神田
楽器店に古本屋、大学、スポーツ専門洋品店、
カレー。
その一角裏通り。
水無月に新規開店した、キャバm
キャバHの姉妹店だ。

店を任されたのは、マミア23才
キャバ長
キャバ頭にメルメ23才
そして、現地で採用したキャメ23才
この3人がキャストだった



派手な本店の経営とは趣向が異なり
ボーイもいない、女3人だけで運営している
スナックに近いような店
酒も料理も自分たちで作った
6月の開店から常連の客が逓増しつつあった

「ヘイ!おいでなすって!!こちらのテーブルでござんす。今日の料理は焼き豆腐の煮物でありんす。ビールでええんじゃね。はいはい旦那、次は焼酎でありんす」

メルメの任侠風接客。東京は江戸言葉と混ざって収拾がつかなくなっていた。しかし比類なき異様さが男を刺した

「お客様、そうですか。ええ、素敵です。お仕事大変なのですね。頼もしいです。はい私がお作りしました。ええ焼き豆腐、ほほ」

マミアは美人ではないが、柔和な物腰で安寧をもたらした
キャバ長は師走に誕生日を迎える。長月に誕生日を終えたメルメより学年は一つ上だ
キャメは葉月に誕生日。メルメと同学年

「ええ、そうなんです。アイドル目指してます。なかなかうまくいかないです。ええ、好きなことですか?私、魚、好きなんです。誕生魚ってあるんです。ふふ、焼き魚ですか。私は・・・」

そんな3人のキャバm
なんでも3人で、する
さすれば

















ぺっぴんさんにぜーたいなりたくて〜






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