通い始めた料理教室、わたし以外男の子しかいないんですが。
古谷くんは、赤面して、
「ちょ、文乃さん、嬉しいっす」
と言った。

「もっと…してくれません?」
とすこし潤んだ瞳で言う古谷くん。

普段見せない、
古谷くんの甘えん坊な一面に、
わたしはやられてしまう。

もう一度つま先立ちをして、よしよしをした。

古谷くんは、嬉しそうに、
「僕、文乃さんの猫になりたいっす」
と呟く。
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