闇にまぎれた蛍
私と奴は一定の間合いをとり睨み合っていた
ちなみに今の私の武器は鎖。あまり目立つ武器や私の愛銃だとばれる危険があるからだ
私は奴を見据えたまま晴十に声をかけた
「…大丈夫か?学園長」
「あっああ……」
晴十は驚いて声が裏返っていた。晃は言葉も出ないみたい
……そんなことよりも。晴十……また名前間違えて……仕方ない……
「……夜魅と勘違いしたのか?俺は被露だ」
一応そこは訂正しておいた。どこで盗み聞きされているか分からないからね
「……うん。ごめん被露。てっきり夜魅かと思ったから……」
「……わかればいい」
私はそこまで深く怒ったわけじゃないし、それに…怒れない
目の前のこいつに隙がなさすぎる