闇にまぎれた蛍







私と奴は一定の間合いをとり睨み合っていた





ちなみに今の私の武器は鎖。あまり目立つ武器や私の愛銃だとばれる危険があるからだ







私は奴を見据えたまま晴十に声をかけた





「…大丈夫か?学園長」


「あっああ……」








晴十は驚いて声が裏返っていた。晃は言葉も出ないみたい






……そんなことよりも。晴十……また名前間違えて……仕方ない……







「……夜魅と勘違いしたのか?俺は被露だ」










一応そこは訂正しておいた。どこで盗み聞きされているか分からないからね








「……うん。ごめん被露。てっきり夜魅かと思ったから……」


「……わかればいい」








私はそこまで深く怒ったわけじゃないし、それに…怒れない














目の前のこいつに隙がなさすぎる










< 231 / 244 >

この作品をシェア

pagetop