闇にまぎれた蛍
私はパッと手を離した。目の前の奴はそれにより倒れてしまった
けど、私はそんなの気にせずに立ち上がり奴を睨んだ
「……わかるか?これは忠告だ。よく頭の中に刻んでおけよ?」
「………」
奴は怯えた表情のままコクコクと頷いた
私は一度ため息を吐いてから晃達の方へ向き直った
「晃。後はよろしく」
「はっはい。わかりました」
私の言葉で晃は慌てて奴に近付き、私が縛り付けた鎖の上からさらにワイヤーを巻き付けた
……晃の武器は両手に着けているブレスレットに仕込んであるワイヤー