鮮やかなもの
「そうみたいだね。
それでね、ゆっこちゃん。
明日、千幸(ちゆき)を保育園に預けた後、お金を借りれるか審査に行きたいんだ…」
あまりの出来事に、優心はあんぐりと口を開ける。
「ね、ね、類くん。
ア●ムとかプ●ミスとかに借入しないよね?」
「ゆっこちゃん、兄ちゃんの為だからさ、わかってくれないかな…?」
「…わかった」
翌日、類が借入が出来るかの審査に、優心もついて行った。
黎が、
『念の為、ゆっこちゃんにも審査をお願いしたい』
などとほざいたからだ。
審査の結果、クレジットカードの支払いなどがなかなか払えず、遅延がちだった類は借入が出来ず、その代わりに、優心は借入が出来るらしい。