涙彼 ー ル イ カ レ ー
放課後、夕日に紅く染められた誰もいない教室に、丁度2人きりになった、私と彼。
私は、友達を待っていた。
彼は、忘れ物を取りに来ていた。
気付いたら私は彼に、声をかけていた──・・・・・
「あの・・・・私っ、早川くんのコトが好きなんです!付き合ってください!」
橋本 凌子 (15)
「・・・・・・・じゃぁ、付き合う?」
早川 優弥 (16)
こんな流れって、アリですか・・・?
