繋いだ手は離さない
 それはボクたち二人にとって、まるで雨上がりに空の彼方で色鮮やかに掛かる虹のように、綺麗な架け橋となっている。


 虹はほんの一瞬で消え去ってしまうのだが、煌(きらめ)きは実に永遠なのだ。

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