🍞 ブレッド 🍞 ~フィレンツェとニューヨークとパンと恋と夢と未来の物語~【新編集版】
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『もし』の世界を終わらせたはずの弦だったが、何故かパン作りのことだけが頭に残った。
やろうと思えばすぐにできる唯一のことだからかもしれなかったが、とにかく頭から離れないのだ。
興味はまったくないと思っていたのに、1日に何度も頭に過るのが不思議で仕方がなかった。
そんな状態が続いたまま1週間が過ぎたが、多分これはこれからも続くと思った。
しかしそれは受け入れがたいことだった。
生活に少なからず影響が出ていたからだ。
勉強をしていてもパン作りのことがふっと思い浮かぶので、集中が途切れてしまうのだ。
しかも授業中にも同じようなことが起こるので、先生の話が頭に入らないだけでなく、当てられた時にトンチンカンなことを言ってしまうという失態を二度犯していた。
だから、はっきり断ろうと思った。
特に返事を求められているわけではないが、このままの状態を続けるわけにはいかなかった。
『もし』の世界を終わらせたはずの弦だったが、何故かパン作りのことだけが頭に残った。
やろうと思えばすぐにできる唯一のことだからかもしれなかったが、とにかく頭から離れないのだ。
興味はまったくないと思っていたのに、1日に何度も頭に過るのが不思議で仕方がなかった。
そんな状態が続いたまま1週間が過ぎたが、多分これはこれからも続くと思った。
しかしそれは受け入れがたいことだった。
生活に少なからず影響が出ていたからだ。
勉強をしていてもパン作りのことがふっと思い浮かぶので、集中が途切れてしまうのだ。
しかも授業中にも同じようなことが起こるので、先生の話が頭に入らないだけでなく、当てられた時にトンチンカンなことを言ってしまうという失態を二度犯していた。
だから、はっきり断ろうと思った。
特に返事を求められているわけではないが、このままの状態を続けるわけにはいかなかった。