君の瞳に僕の色は映らない
#Day 4
「はやく起きてー!」


せっかくの土曜日だっていうのに、朝六時から僕の部屋に入ってきた知花に叩き起こされた。


自分から言ったことだけど、休日は八時以降に起きるのが習慣の僕にとって、六時起きは流石にキツい。


「まだ図書館やってないと思うよ?」


そう(なだ)めても効果なし。


「やだ!早く起きるの!」


「………」


これ以上何を言っても無駄だと思ったので眠い目を擦って起きた。



知花と僕の朝ごはんをつくって、一緒に食べる。


両親は共に同じ会社で働いており、朝はいつも早い。


最近は特に忙しいようで、六時過ぎに家を出て、帰ってくるのは二十二時頃だ。

それは休日でも例外ではない。


かなりブラックな会社だから、僕はあまりこの仕事を続けてほしいとは思わない。


だけど両親はこの今の仕事を気に入っているという。


どちらもショートスリーパーだから、僕が一番気にしている睡眠時間は大丈夫だと言っている。
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