今日は我慢しない。
胸の内で静かに闘志を燃やしながら準備運動をしていると、すぐ近くの入り口の扉が開いた。
「あっ、佐柳くん」
体育館の中に入ってきた佐柳は、明るいオレンジに白の絵の具を飛ばしたようなスプラッシュ柄のジャンパーを羽織り、黄色いハーフパンツの下にオレンジのタイツを履いている。
トスッとハートの矢に心臓を撃ち抜かれた。
うわ、かっこいい。
好き。
先日、佐柳を好きだと自覚して以来私は、やばい。
色々とやばい。
同じ空間にいるだけで好きな気持ちが溢れて顔がニヤけそうになる。
話しかけられようものなら頭が真っ白になる。
普通にしててもヤバイのに、こんないつもと違う格好、破壊力がすごい。
前に田村先生にもらった強めの抑制剤が効いてるおかげで発情こそしないけど、ドキドキして顔がほてって、平静を取り繕うので精いっぱい。
やばいやばいやばい。
私、佐柳に沼りすぎてる……!
「佐柳くんはこっち!」
そう言って小宮さんが手招くと、佐柳は素直に小宮さんの元へついていく。
「佐柳くんの足の速さは一般高校生の倍速でしょ? なにもしないと絶対に捕まえられないので特別にハンデがいるでしょってことで、これ!」
小宮さんはそこに置いてあった段ボールを開けた。
「? これは……」
「あっ、佐柳くん」
体育館の中に入ってきた佐柳は、明るいオレンジに白の絵の具を飛ばしたようなスプラッシュ柄のジャンパーを羽織り、黄色いハーフパンツの下にオレンジのタイツを履いている。
トスッとハートの矢に心臓を撃ち抜かれた。
うわ、かっこいい。
好き。
先日、佐柳を好きだと自覚して以来私は、やばい。
色々とやばい。
同じ空間にいるだけで好きな気持ちが溢れて顔がニヤけそうになる。
話しかけられようものなら頭が真っ白になる。
普通にしててもヤバイのに、こんないつもと違う格好、破壊力がすごい。
前に田村先生にもらった強めの抑制剤が効いてるおかげで発情こそしないけど、ドキドキして顔がほてって、平静を取り繕うので精いっぱい。
やばいやばいやばい。
私、佐柳に沼りすぎてる……!
「佐柳くんはこっち!」
そう言って小宮さんが手招くと、佐柳は素直に小宮さんの元へついていく。
「佐柳くんの足の速さは一般高校生の倍速でしょ? なにもしないと絶対に捕まえられないので特別にハンデがいるでしょってことで、これ!」
小宮さんはそこに置いてあった段ボールを開けた。
「? これは……」