私に三次元の恋なんてありえない
「図星じゃん笑、いいよ別に、俺そういうの気にしないから」
「気にしないとかそういう次元の話ではなくて、あの部屋入ると気になるものしかないっていうか、四方八方伊織に見つめられている感覚というか」
という言い訳をツラツラ述べたが、一ノ瀬くんにはきくはずがなく。
「何1人でぶつぶつ言ってんの」
「とにかく!!だめなの!!」
「じゃあ……」
と言ってカバンの中をゴソゴソあさって、紙のようなものを出した。