総長様は溺愛も暴走する
紅蓮くん…。
頭の中に、つっけんどんだけど、どこか優しい紅蓮くんの顔が思い浮かぶ。
「あいつ、気性が荒いだろ?多分、暴走族にも入ってる。悪いやつではないと思うんだが…」
「はい。紅蓮くんはとても優しくて…」
「へぇ〜、優しい、か。気に入られたな?」
「え、気に入られた、って、そんな…」
紅蓮くんはなんだかんだ、最初の方から優しかった気が…?
そんな事を考えていたのは、先生の次の言葉で忘れてしまった。
「その赤星も、休みなんだよ」