拝啓、青い冬を過ごした僕へ

追憶

こんなに寒い日の朝は、いつもあの日々のことを思い出す。
目が覚めてしまって、まだ太陽は昇りきっていないのになんだか寝付けない。
しかたなく体を起こして、カーテンを開ける。それが、わたしの日課だ。
そしてやっぱり、あの日々を思い返す。
懐かしくて、忘れたくなくて、手放したくなくて、でももう二度と手に入らない日常。
それはきっと誰も悪くなくて、しょうがないことで。
そんなとき、決まって思う。

わたしたちはもう、子供じゃないんだ。
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