彼はチョコレートの香り

一歩前進



佐藤先輩にファミレスで会ってから3日が経った

ぶじテストも終わり勉強する気も無くなったとき

再びファミレスへと足を運んだ

カランカラン


扉を開けるとき気持ちのいいベルの音が耳に響く

入ってすぐのテーブルに腰をおろした

「佐藤先輩いるかな?」

「なに~?やっぱり佐藤先輩目当てか」

「目当て!?違うよ!ただ行きたいなって!」

「・・ふ~ん」

そう言ったものの結局は明日香の言ったとおり佐藤先輩目当てだった

「わたしカフェオレのむ!明日香は?」

「ミルクティー」

二人の注文が決まったところで早速ウェイトレスさんを呼ぶ

佐藤先輩くるかな?
わたしは希望に胸をふくらませていた



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