悪魔の涙
生きる事の辛さ







今年も 真っ白な











雪が










降り注ぐ…










私は、甕涛 漓緒(ミカナミ リオ)







九年前の5歳の時、

重い病に掛かって私は宣告された







《君は15になるまでに死ぬだろう》









頭が真っ白だった









死ぬ…?









私が?









なんで?










最初は生きようとした。








苦い薬も我慢して飲み、







痛い注射も我慢した。








でも無理だった







この時、実感したんだ









生きるのは辛い









生きろは私にとって酷









漓「…死にたい…」







最近ではこれが普通。









「死にたいのか?」








漓「!…貴方は?」





真っ白な雪と対象に





真っ黒な羽をした少年







デ「俺は“悪魔の”デュラバ。お前に悪戯をしに来たんだ。」









漓「……悪戯…」









デ「…まぁ、悪戯っつっても、死ぬとか重い病に掛かるとか事故死させるとかだな。まぁ、お前は既に死ぬ事が決まってるってこった!」










死ぬ…事ができるの…?








デ「…!…お前…既に掛かってんじゃねーか!これじゃあ無理だな。」






漓「え!?…こ、殺してくれるんじゃないの?!」





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